結婚してからもうすぐ1週間

いやー、あっという間だったなぁ…
挙式2週間前ぐらいからマリッジブルーになり、今週に入ってから新居に移り住んでホームシックになり、さらには季節性情動障害?とか男性恐怖症?とかでかなり精神的にナーバスになっております。って言うか、今週は日中は実家に行って母と買い物をしたりと、結構忙しく過ごしておりまして、たぶん独身時代にはわからなかった両親のありがたみをひしひしと実感しております。この1週間、慣れないことばかりで本当に疲れました。ン10年間実家に暮らしていて家事もろくにやっていなかった私がだな、朝から洗濯したり掃除したり、夕方からは洗濯物を取り込んだり夕飯作ったりお風呂炊いたり…そんな生活慣れないわけがないですよね…旦那さんは一人暮らし経験があったのでまぁそれなりに知識もあるんだけど、でも旦那さんは帰りが遅いし土日は休めない。ただ、このナーバスな状態をどう乗り切るかって言ったらそうだな…これは、ブログのネタとして昇華させた方がいいのかな?と思い、旦那さんが仕事から帰宅するまでの間にPCに向かい記事をしたためております。とりあえず、先週の前撮りから挙式・披露宴までの思い出の数々を披露したいと思います。

衣装が凄かった

衣装はですね、挙式は神前でしたので白無垢と、披露宴に着たのは振袖+白ドレス+カラードレス(紫)の合計4点。チャペルで挙げるか神前にするかで迷ったんですが、ただ旦那さんがチャペル似合わない(コラ)と思ったので、神前にしました。でも、披露宴はドレスだけでも充分だったんじゃないかな…って感じもするぐらい、若干過酷な披露宴になりました。でもね、衣装は全然迷わなかった。白ドレスもカラードレスも5月ぐらいに行った最初の打ち合わせでほぼ決まりました。って言うか私のドレスよりも、母の着る黒い紋付の着物の方が迷いまして…あれこれ選んだけど父からダメ出しを喰らい、結局3回目ぐらいに決定した感じでした。

↑の写真のブーケは白ドレスの時のものです。生花なので重かったです。

超過酷な前撮り

披露宴2日前に前撮りをしたのですが、よくある結婚式の記念写真(スタジオで撮影するやつ)以外にも、当日の様子を収めたドキュメンタリー的なアルバムも作ったり、披露宴の最後に流す映像用の撮影もしたりしてですね、結局朝10時に入って終わったのが夕方6時。前撮りの日は台風の影響で屋外での撮影ができなかったり、不慣れな着物やドレスを着ていてあれこれ指示されて恥ずかしいポーズも要求されて…いやー本当に本当に本当に大変でした。だけど、自分が映っている写真や映像を見るのは恥ずかしくてまだ見れていません。

挙式について

挙式前に親族控室に入ったら、親戚の皆様が集まってて凄く感慨深かったものがあります。特に、何年も会ってなかったいとこのお姉ちゃん方が凄く喜んでくれてて…当然撮影ラッシュだったんですけど。白無垢着てたんで周囲があまりよく見えず、でもって汗だくになりました。本当にしんどかったです。

披露宴には

披露宴は夕方からでした。呼んだお客様は旦那さんの関係の方々が圧倒的に多くてですね、会社関係・友人をはじめ、無尽の方も呼んだりしていてそれはそれは盛り上がりました。って言うか、会社の方々がなんか盛り上がっておりました。入場するときはすっかり暗転している会場の中ですっごい照明を浴びながら入場したので周囲の状況が全くわからず。祝辞もいただいたのですが、いろいろ面白いお話をいただきました。
ドレスになってからは撮影タイムで、親戚から会社関係から、いろいろ撮られまくって本当にしんどかったです。食事する暇がないし、でもって披露宴の合間にはヒストリー映像とかいろいろな演出があったんだけど、私はお色直しの中座でそんなものも見れずでですね…でも、おおかたお褒めの言葉をいただきました。ヒストリー映像では結婚前の両親の写真から出すんですけど、その結婚前の母の写真を見た旦那さんが打ち合わせの段階で「天使が降りてきたようじゃん」って述べていたのが実際に司会の方のコメントに採用されておりまして、母はそれ以降、お酒を注ぎに行くたびに親戚から天使と呼ばれまくっていたみたいです。で、前撮りの段階から介添人の女性の方と、当日の様子を撮影するカメラマンさんが付いておりまして、特に介添人の女性の方からはドレスのさばき方を誉めてもらいました。旦那さんはお酒が飲めないのでそれはちょっと大変そうだったんだけど、でもまぁなんとかなりました。

個人的にグッと来たのは

披露宴のクライマックスで家族への手紙を読むシーンがあったのですが、手紙は挙式1週間前から考え出して完成させたのは挙式3日前ぐらいに。さすがに私は泣くんだろうな…と思ったけど全然泣けなかったです。私よりも横にいた旦那さんが号泣してた(笑)。そして、号泣する旦那さんを会社の上司の人が闘魂注入するってなんだこの場面は(笑)って感じになりましたけどね。いやーだけど、会社の方々があまりにも面白すぎてですね…なんなんだろう、このお調子者は…って感じがしましたですね。新婦側は涙をグッとこらえていたけど、新郎側はかなり号泣しておりました。

こうやってざっくり振り返ってみて、準備には半年かかったけど、1日は本当にあっという間だったなぁ…
でも、旦那さんが仕事から帰ってきて、夕飯を食べて、お風呂入ってからまどろんで、いろんな話をしながら寝て、朝起きてそれぞれ朝食を食べて、旦那さんは仕事に行くんだけど出かける前にハグってくれて、そして日中は実家と新居を往復する日々なんだけど、いつかは実家に毎日のようには行かなくなるのかな…そうやって新しい家族を築き上げる、そういう日々がこれから続いていくんだな…なんて事を思っています。とにかく幼い頃からのトラウマがあって男性が苦手で、結婚願望はあってもそこまで行けない20代半ば以降で、そんな頃からを比べるとまさかこんな展開になるとは思っていなかった自分に驚いています。今は体調のアップダウンが激しくて、精神的に苦しいんだけど幸せを感じている、そんな感じです。

ふと振り返ると、ブログを初めてもう10年目。始めた頃はまだ学生でしたがこんなにも自分の人生を詰め込まれていくとは思わなかったな…これからもよろしくお願いします。