2014箱根駅伝を振り返る

いやー、東洋大学がぶっちぎるとは思わなかったな…しかも歴代2位の10時間52分台って一昨年の記録に次ぐ歴代2位の大記録で、一昨年総合優勝した時は「きっとこの記録は末代まで破られないんだろうな」と思ってたんだけど、わずか3年でその記録に迫るタイムを自らたたき出すってどういう事だって感じもしなくはないんですが。でも、今回の東洋大学の圧勝の要因はやはり設楽兄弟の配置だったんだと思います。弟が3区で1位に立って以降、まさかお兄ちゃんが山登りって言うのが意外でした。そこで使うか!って感じで、でもチームを引っ張ってきた2人が重要な区間に配置された事が大当たりだったのかなぁ…って思わざるを得ないよね。
で、往路ゴールした時点では2位の駒澤大学とはそんなに差は開いてなかったんだけど、復路でゴールした時はもう4分以上の差が開いてたってのはやっぱり復路新記録って言うのも凄かった。きっと駒大の学生駅伝3冠は来るなぁ、って思っていたんだけどいい意味で裏切られました。って言うか2位の駒大も11時間台を切る好タイムだったのに!うーん、今年はパッとしなかったけどやっぱり圧勝でしたね。という事で以下箇条書きで。

  • 2区で山梨学院大学のオムワンバ途中棄権は本当に残念でした。途中までは今年も絶好調だな!って思っていた矢先だったので、でも途中で足が止まって上田監督が出て来た時に「あぁ、これはもうダメかも」って思いました。
  • 学院は過去にも途中棄権という事があったのでこのオムワンバの故障以降、どんなに順位があがっても記録には反映されないんだな、って言うのはわかっていたので見ることに一生懸命になれなかった、って言うのがあるかもしれません。オムワンバは疲労骨折だったので、きっと背負うものも大きかったんだと思います。骨折を治して、また秋までに復活できればいいと思います。って言うか昨年末に都大路で優勝した付属高校の生徒が何人か大学に上がるらしいので、これからまた黄金時代がやって来るかもしれないですよ(ドヤァ
  • 早稲田は1区に大迫君を起用してたけど、あれはちょっとミスジャッジだったんじゃないかな…って感じがしました。序盤はぶっ飛ばしてて大迫半端ないって思ってたけど後半は失速していたので。
  • 青学のアンカーの子の笑顔がよかった。過去最高タイの順位。
  • トップが好成績すぎるほど後方のチームの繰り上げスタートが多くなってしまうのですが、今年は往路ゴールの時点で復路一斉スタートの学校が多く、さらには戸塚→鶴見あたりでの繰り上げスタートが増えてしまったために最後の最後まで順位がわかりづらかった。それはそれでいいのかもしれないけれど、シード争いなんかは見た目の順位とはまた違うのでなんかよくわかんなくなってました。あーでも、大東大が久々のシード獲得でしたね。
  • 箱根駅伝名物だった京急蒲田の踏切が、昨年から高架になってしまったのでちょっと味気ない感じがしたかな。
  • なので、蒲田に登場していた「で」→「ど」の看板を、今年は往路の塔ノ沢でしか発見できなかったのが残念。でも「○_○」のマークは遊行寺の坂や二宮で発見しました。