そう言えばPart39

http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201209020121.html
へぇ、そう言えば最近見かけないなぁ、と思ったらそういう事だったのか。
見かけるとしてもド派手な装飾じゃないいわゆる洋型と呼ばれる霊柩車ぐらいなものです。葬式の簡素化とかが背景にはあるという事ですが、でもバン型の霊柩車っていうのもなんかなぁ…って感じもするし。あとは、今じゃ葬式と言えば葬儀場で行われるのでそんなに走り回るって言う機会も減ったんじゃないかな…っていうところもあるし。昔は自分の家で葬式をやったわけですよ、お座敷に祭壇が建ってて、出棺の時はファーーってクラクションが鳴って…って言う風習もなくなってきた感があるよねぇ。そう言えば高1の時、家に帰ろうと歩いてたら横を霊柩車が通って「あっ親指隠さなきゃ!!」ってあわてて親指を隠したらその後ろから親戚のおばちゃんの車が通ってきて私の前で停まったのでなんだと思ったらお爺ちゃんが亡くなって(前日に体調を崩して緊急入院、その前々日まで元気だったのに…)、今通った霊柩車にはおじいちゃんが乗ってるとのことで衝撃を覚えたのが今でも記憶に残っております。

神社や寺院のような装飾を施した宮型霊柩車(れいきゅうしゃ)が県内で減少している 。かつては、豪華絢爛(けんらん)な「金沢型」と呼ばれる霊柩車が一般的だったが、製作する職人の減少や高額な費用から、洋型車両に切り替える業者が増えている。都市部や住宅地では目立つ金沢型を敬遠する遺族もおり、石川の弔いの風景が様変わりしているようだ。

北國新聞社 | ふるさと不足に読んで効く
で、いわゆる昔多かった金ぴかの霊柩車は「宮型」と呼ばれているのですが…赤い霊柩車シリーズなんてあるよなぁ、あの赤い霊柩車って実際にあるのかなぁ?なんて思って調べてみたところ、どうやら北陸地方に赤い霊柩車が実際に走っていたみたいです。車体全体が真っ赤なんですね…真っ赤だけじゃなくて車体も金って言う霊柩車もあったんだけど。さらに、金沢型と呼ばれるもっとド派手な霊柩車もあったけど、その北陸でも霊柩車の簡素化の傾向が強いって言う事で…これも時代の流れなんですかね。葬式に対する考え方と言うよりも、人の死に対する考え方っていうのも様変わりしているんじゃないかな、って感じがしている。上手く表現できないんだけど。