ネタバレ★Mr.Children”HOME” TOUR 2007/2007年6月6日@横浜アリーナ
アリーナのステージはセンターステージ形式になっており、ステージ両袖が伸びていて坂のようになっており、そのステージの後ろは通路になっていて一周できるのです。だからステージの後ろ側にも客席があってそこにもびっしり観客が埋まっています。なんでも1万5千人ぐらい入ったようです。小さな町の全人口ぐらいの人数が軽く集まっています。これは恐ろしい事です…
だから、センターからアリーナ席からスタンド席の天井まで、さらにアリーナ席あたりの立見もビッシリ人が埋まっています!こうなると、アリーナ席あたりの照明が消えただけで大歓声が上がりしかも早くも立つ客出てきました。でもまだ始まらない。うわぁヤバイ…こんなに近いとどうなっちゃうんだろう…ヤバイよヤバイよヤバイよヤバイよとそわそわしながら待っていたらステージが暗くなったー!!キャー!!と一斉に立ち上がる!!
オープニングの映像ではロボットみたいなのが工場で何かを作っている映像でした。映像はモノクロ風の映像で無機質な雰囲気があったのですが、作っている何かにそのHOMEツアーのロゴが乗っかって出来たその時ステージにメンバーが出てきたー!!キャー!かなり近いかも!!
そして1曲目は「彩り」であります。なんかシンプルに始まるのかな…と思ったらいきなりフルサイズです。しかし結構近い。かなり近い。田原さんがモロに見えるなんて初めてかもしれん。コバタケなんか見てる場合じゃない、田原さんが近いよ!!
そして桜井さんの衣装をここで確認しますと…ピンクのジャケットを着ている上にさらに濃いピンクのマフラー巻いてます。スペシャのMVAでも同じような派手な柄の何か巻いていたのですが、それとおんなじ感じです。しかしこの時期にあんな巻物なんてかえって暑苦しいなぁ。しかし1曲目からこんなキラーチューンでいいんでしょうか。いや、いいんです。そのまま2曲目は「and I love you」です。開演前までスクリーンは網目みたいにしか見えなかったのですが、ライブが始まり映像が映されるとかなりの高画質映像が堪能できます。1曲目から演奏してるメンバーとかの映像が満載でした。
さぁそして次は…うわぁぁギター持ってない!!まさかこっち来るか!?来るのか!?
キタ――――――――――――――(*´▽`)――――――――――――――!!
来ちゃった〜〜!!桜井さんこっち来た〜〜!!すげぇかなり近い〜!!
……って事で次は「youthful days」だ〜!両袖に伸びたところに行こうものならおそらく10メートル、いやもっと近いかもしれない。桜井さんがステージ後方の通路を一周するもんならバックスタンドの客席はキャー!!さらにどっちかのサイドで止まったらそのサイドの客席がキャー!!!そして自分に最も近いところに来たモンなら私もキャー!!!ヤバイ。マジハンパねぇ。こんな至近距離で見れるなんて信じられない。いやぁ、凄いノリノリです。
その勢いのまま「箒星」!スクリーンにも瞬く星の映像(たぶんCGとか?)が映し出されております。たぶんこの曲でピンクのジャケットを脱いでたかもしれない。ピンクのジャケットの下は黒のVネック長袖で黒いベストも羽織ってた。
そしてここでMC入ります。ホームグラウンドである横浜アリーナですって言っちゃったよ!「東京出身のバンドなんですけど、武道館とか渋公といったところであまりやっていなくて、だけど横浜アリーナでは17回やってるんですよ」って話をしていました。そしてさらにジェンさんもMCをして「えー皆様この度はですね…(って言って指を見せる)」ってお詫びの挨拶をしていたのですが、ケガをした指の見せ方が面白かったわよあーた。あ、あと思わせぶりに忘れてましたって的にコバタケを紹介するわけです。
MC終わって次は「Another Story」でした。そろそろ座って聴こうかな…と思ったが座れない。いや、座らせない。どうもテンションが高いまんまだ。そう、このツアーはこんな感じなの。これが今までだったら中盤が座れるポイントだったりしたのですが、そうさせないところがある…と思っていたらその次は「もっと」なのだー。スクリーンにはオープニングに出ていたロボットが再び登場して、花が咲いたり、ネジ巻式のハトのネジを巻いて空に放つ…って言う物語でした。放たれたネジ式のハトがスクリーンの主役になるのが次の「いつでも微笑みを」です。モノクロだった映像が徐々に青空とか鮮やかな色合いになってきます。
そいでもって次は「PIANO MAN」です。ジャズっぽい曲なだけにアレです、スクリーンには昔のジャズのレコードのアートワークっぽい映像でピアノを弾く手が流れております。ここからまた徐々に盛り上がってくるのか〜〜と思ったら次は〜♪駆けて〜〜みよぉ〜〜♪駆けて〜〜みよぉぉ〜〜〜♪ときたもんだ!「ランニングハイ」です!再びステージ走り回ります(たぶん)ここらへん微妙に覚えてないのは次が凄かったからです。
そう、まずは意表を突いて!?なんとジョン・レノンの「Imagine」を歌います。
スクリーンには歌詞とその日本語訳が映し出されています。んーなんだろうなぁ…と思っていたら次は「CENTER OF UNIVERSE」です。何だこの展開!マジヤベェ。って言うか途中まではアコギ弾いてたのが後半からステージ猛ダッシュだ!
さぁ、この曲が終わったあたりで、ステージ天井の中央からミラーボールが降りてきました。そしてステージの上にあるスクリーンだけじゃなくてステージの内側?にもLEDライトみたいな照明がズラーっとついているのですが、それが一斉に光を放ちだした!!何か凄い!そして打ち込みビートが鳴る中で歌いだしたのは「Dance Dance Dance」だ!!だけどアレンジがいつもとかなり違うので若干戸惑いながらもフリフリします。なんか戸惑ってるなぁ〜と思っていたのですが1番終わってあの♪ジャガジャガ♪ってギターが鳴った瞬間にスクリーンには田原さんの弾くギターの手元が映され花火がドカーン!いやぁもう盛り上がらないわけが無いでしょ!って感じでもう止まりません。ド派手な照明のなか、次は「フェイク」ですが、この辺に入ると一気にドーンと暗い曲に入るっていう曲順が多いのですが今回はそうじゃない。この曲に至るまでの流れも凄いのですが、さらにその次の展開も凄いなぁ…と思ったのが、この♪それすらフェイク♪から次の曲の歌詞に上手い具合に繋がっていったのです……それは♪その全て真実〜♪と始まった「Any」でした。鳥肌が立ちそうになりました。
さぁ、ここでなんと2度目のMCです。というのもここでストリングスの皆様がバックに入ります。おそらくミスチル史上最も多い人数がステージに立っている…かもしれない。ストリングスの方はレコーディングでもお馴染みの人なんだけど、最近スガシカオさんの作品に参加しててジェラシーしました…って事を言ってたかもしれん。
桜井さんは「次はカバー曲をやります。腹違いのー、Bank Bandの『to U』をやります!」って前のめり的に喋ってます。さらに「Bank Bandの『to U』をやります!」って何度か叫ぶごとに客席からキャ〜〜!!ってノリです。もう止まらない…だけどSalyuたんは出ない…今日はホームグランドの横浜アリーナだからなぁ〜とは言ったもののだ…コーラスの登坂さんって方は普段カフェで働いてて、その時給がどうのこうのって話の後にその「to U」をやります。スクリーンに歌詞が出てくるので歌えますが、自分は意外に歌詞を覚えてました。気付いたらフルコーラス歌っちゃったお(*´▽`)
そんな感じで感動に浸ったまんま、次は「タガタメ」でしたが…あーでも覚えてない…
そんでもって次は「ポケット カスタネット」だ!これは是非ライブでやって欲しいなぁ〜と思っていた曲でして、ストリングスとかすげぇ見てしまいました。後半部分をハンドマイクで歌う姿が印象に残っています……
さらにハイライトは続きます。「Worlds End」は映像がなんとも圧巻の一言でした…まず上のスクリーンには歌う桜井さんとバックになんか、ウワァ〜〜〜ッと言葉が出てきて、その一方ではステージ下のLEDライトの部分にも上のスクリーンとは真逆?なフレーズが流れている…そんな対照的な演出だったです。
いつもの通り「終わりなき旅」ですが…いつもの出だしで歌詞を間違え、いったん置いてからそのあと普通にまた♪息を切らしてさ〜♪と歌いだす…というハプニング?もありました。桜井さん大丈夫か?大丈夫かマジで………しかし感動的だったねぇ…手拍子すら起こらないわけですよ。なもんで本編ラスト「しるし」はたぶん、イントロで大歓声が上がったが、1万5千人(ぐらい)がシーンと聞き入ってるような感じでありました。まるで音楽と言う魔法にかけられた…そんな感じでありました。
しかし、時間は既に夜9時半。あぁ魔法が解けてしまう!よし、もう思い残す事は何も無い!ってことで会場を去りました…
その後、一緒の日に横浜に行ったチル友さんから「アンコールで新曲のレコーディングをやった、っていう話をしていました」っていうメールを受け取りました。そうか、次はapフェスもあるのか…と感慨にふけりました。でも、知ってるのはラストは「彩り」。まさに「彩り」で始まり「彩り」で終わるライブだね…と思いました。
しかし、ふと気付いた。HOMEのツアーなのにHOMEの曲ってあんまりやってなくね?半分ぐらいしかやってなくね?って事に今更気付いたですけど。えーこれっていいのか?アルバムのツアーと言ったらアルバムからの曲を惜しげもなく披露しまくって当然ですが、アルバム14曲中歌ったのはシングル含めて8曲か9曲ぐらいか…うーん。これで賛否両論が出ていたのかー。
しかし、こんなに休ませる暇を与えない、起承転結なく全編クライマックスみたいなライブは初めてかもしれないです。凄かった…としか言い様が無い。これ土日だったら良かったのになぁ(´・ω・`)