本日のトーキングブルース

「タガタメ」がCMに
http://www.mrchildren.jp/topics/tagatame/index.html
http://cupnoodle.jp/
なんか…いろいろ他のblogとか日記とか掲示板とか見ていると、賛否両論真っ二つな気がするんですが。「出し惜しみして欲しい曲だったのに」とか「カップ麺かよ」とか「CMの内容があってなかったら許さない」とか…反対意見ってなんだか「タガタメ」と言う曲に対しての思いを象徴するかのような、なんつーか、曲に対する思いが新たな展開を拒絶するような意見のように見える。メッセージ性の強い曲をポップな方向に落とし込むようなCMへの起用がなんか驚きと同時に、やるせなさとかありえねぇよ!とかそんな気分にさせるのだろうか。
でも…いろいろ考えたんだが、タガタメって初期衝動でのメッセージソングだと思うんですよ。初期衝動って勢いがあって強いと私は考えます。聞いてると引き込まれてしまって、なんだか疲れる〜んだが、ただのメッセージソングでも、CMに起用する事でポップに見せるっていうのもアリなんじゃないか、って気もしてきたんだな。内容にもよるけどな。ニュース番組でも演奏してたんですが、報道からCMまでって、幅広いじゃないですか(何
あと、日清食品のニュースリリースを見てて、企画についての意図とかについて、ふ〜んと思ったとこもありましてですね。ここから語り明かしていくが。
そうだ、カップヌードルは所詮ただのカップ麺だ。そして、所詮ただのファーストフードだ。カレー味とか塩味とかPork!とかシーフードとかバリエーションもあるがな。ファーストフードはいわば戦後以降の、あるいは高度経済成長期以降における消費社会の象徴とも言えるんじゃないか。カロリーは高そうだけどイメージは軽い。世間の目は所詮そんなもんかもしれんが、「NO BORDER」をコピーに荒野を万里の長城の如く(でも全然重くも高くも広くもないけど)カップヌードルが貫いてる広告を見てると、今回の広告に対する姿勢は軽くないな、と感じました。そうさ、俺も昔はカレー味を飽きるほど食ったさ。ファーストフードを飽きるほど、やんなっちゃうけど貧乏なんだよ〜とか言いながら食えるって事は、それもまた平和な世の中に生きてるって事の証明なんじゃないか?そう思うわけさ。平和って何だ?ここからめくるめく語っていきそうな気がするのでここまでにしておきます。