『テッド』観ました(字幕で)

テッド (2012) - シネマトゥデイ
これと、「レ・ミゼラブル」のどっちかを観ようかで迷ったんですよ。面白いと思うんだけどR15指定だし、しかも下ネタ満載だから、こんなお下劣な映画が好きだなんてどうかしてるよなぁ…って思ったけど観ましたが、やっぱりくだらなかったです。いい意味でくだらなかったです。物語としては、いじめられっこからも無視されていた少年・ジョンがクリスマスに貰ったテディベアに「友達が欲しいなぁ」と祈ったら翌朝そのテディベアに命が吹き込まれ…っていうところから始まり、それから27年後、ジョンとテッド(くま)はアラフォーに迫る歳になっても映画と酒とハッパを愛するダメ男とダメテディになり下がっていた。ジョンには交際4年になるロリーと言う彼女がいたものの、なかなか結婚には至らない。そんな中、彼女からは「私とあのテディのどっちが大事なの!?」と迫られて…と言う話ですが、でもここから先はネタバレしない程度に箇条書きで述べていきますね…

  • やっぱりフ○ックとか○ットと言った放送禁止用語連発でした。
  • マーク・ウォールバーグ演じるジョンのダメ男っぷり。雷が苦手で「俺たち雷兄弟だろ?」ってところ自体でダメだよなぁ…
  • ジョンと彼女が出かけたスキにテッドが風俗嬢を部屋に呼んでハーレム作っていたあたり、やっぱりあの熊はボインが好きなんだなって思わざるを得ない。しかもその後がえらいお下劣なネタで…
  • で、彼女の勤め先の上司も昼間っからエロ話連発のダメ男だった。
  • ノラ・ジョーンズがちょこっと出ています。
  • くまとオッサンがガチの殴り合いで喧嘩するも、最後は泣きながら「愛してるよ」「俺も愛してるよ」ってなんなんだ。
  • 全編、’80年代以降のアメリカの映画やドラマのネタが結構てんこ盛りに入っています。
  • 字幕がちょっと、私が思ってたのと違う訳し方してるなぁ、って思ったら日本語字幕の監修を町山智浩氏(元・町山のバカ)がやっているそうです。参照→R指定テディベア映画、満席大ヒット!町山智浩、字幕監修はツイッター駆使 - シネマトゥデイ 日本人にはわからないネタもままあったんだろうなぁ、ってところがあるな。
  • 日本語吹替版では、テッドの中の人(セス・マクファーレン)の日本語吹き替えをやっているのが有吉だという事ですが、ストーリーの中で展開されるアメリカンカルチャーにはちょっとついて行けないネタもままあるので、ひょっとしたら吹替えの方がいいのかな?って感じもしなくはないです。
  • でも、やっぱあのクマちょっとかわいい。最後はちょっと泣けた。