ラッキーラクーンナイト5見ました(2010.5.18@東京国際フォーラムホールA)

ライブ終了後早々にまとめてはいたのですが、でも7月に「ラッキーラクーンナイトのすべて」という本が出るのでそれを待ってからでもいいか、って思ってたのですが。
だけど、うpするのすっかり忘れてた!!Σ(゜Д゜;;)あと、トライセラの様子を一切書いていないのですがその時間帯はホールの外にいたので見ていません(コラ)。あーでも、ホールの外に内部の様子を見せるモニターがあったのでそれをチラチラ見てました。長いのでたたむよ!

奇跡の夜だ。奇跡の夜に立ち会うことが出来た俺ってやっぱりラッキー☆
あれは4月下旬、雑誌での先行予約に当たった時から既に奇跡は始まっていたんだよね…ミスチルが出るとは言え熱が下がっていたのでそんなに興味は無かったけど、実際ライブが近づくと早くこの日がこないかなぁと待ち望んでいた自分がいた。席が1階席で自分史上最も至近距離で桜井さんを拝めると言うのもまた興奮度を上げる要素になった。
普段は電車に乗らないので電車に乗る行為がすごく緊張しました。東京駅すげーとか思ったけど今工事中なんだよねー、丸の内から出てそしてあの東京国際フォーラムにたどり着いたんですが…本日の会場である東京国際フォーラムホールAのキャパシティはだいたい5,000人。しかし、9割はミスチルファンだ。あとはゆず>>トライセラ>>KANさん…といった比率でしょうか。いろんなところに去年のドームツアーのVネックのTシャツ着てる男子とか、ap bank fesのTシャツを着てる女子とか、過去のツアーのエコバッグ持ってる連中とか、あとはラキラクナイトTシャツとかタオル所持の皆さんとか……………ゆずっこっぽい女子はほとんど見かけなかった。

ホールに入ったら既にオープニングアクトが登場していた。菅原龍平&ヨースケ@HOMEによるヤング・プレッシャーズが二人でステージを暖めていました。曲はオリジナル曲と清志郎さんのカバーをしてたと思った(コラ)。ステージが暖まった後はいよいよ会場が暗転してライブスタート!オープニングのBGMはファイッファイッってアレか、猪木のテーマが流れていました。で、出囃子のブルーハーツをバックに2丁拳銃が登場。ラキラクナイト全てに参加している唯一のアーティスト。「どうもビートルズです」って…あれ、ニチョケンいつの間にビートルズになってる。まぁいい。でも、いつの間にかビートルズ化していました。それで席から見て左側の人がなんと斉藤和義君の「ずっと好きだった」のPVにジョージ・ハリスン役で出演したと言う話で…ちなみにそのPVはビートルズが解散直前に行った屋上でのライブをオマージュした傑作ですが、せっちゃんがポール・マッカートニージョン・レノン役はリリーフランキーさん、リンゴ・スター役は濱田岳君(金八先生出演)って、そっちの方がスゲー!!そんな話をしながら次は漫才。まーるかいてちょんの歌とちょうどええ〜のクイズ。生で漫才を聞くのは初めてだったんですけどさすがベテランだなぁ〜って感じで、さあいよいよトップバッターの登場!

トップバッターはまさか、ゆず!!最初誰だと思ったよ!って言うかリーダー半ズボンだ!
1曲目「贈る詩」だったそうですが知らなかった…2曲目サヨナラバスでもなかなかついて行けず…改めての第一声は「若く見えても平均年齢34歳のゆずでーす!」って!その後のMCではの「今夜初めてゆずを見るお客さんが多いと思いますが〜」と言うMCがツボに入りました。しかしーリーダーは客を取り込むMCが上手い。次の曲では皆さんに参加して欲しいですということで1.2.3.イエーイ♪のコールの練習をするんです。「ハイ親指は隠してくださいね〜縁起が悪いですよー!」「今日は森田と言う人間が主催しているので、モーリーターコールで行きたいと思います」といってモーリーターコールを練習して、そして決め台詞「季節はこれから梅雨の時期ですが」で客席はキャーーー!!と興奮し、「夏の歌をやりたいと思います!夏色!!」で私も一瞬にして血沸き肉踊る興奮状態に突入しました。もう最高。モーリーターいぇーい!コールは滞りなく成功。そして恒例の「もう一回!もう一回!」コール→「バカヤロー!!この後はKANさんとかミスチルさんとかが出るだろー!」→そしてもう一回「夏色」でガンガン盛り上がった後は「逢いたい」「虹」と言う名曲で短いライブを締めくくったのでありました。ゆずは3月までアリーナツアーをして、この夏は二人だけの弾き語りツアーをやると言う話もしていたんですが、ツアーを終えた後にそこから原点に回帰すると言う想いを見て取れました。

暗転したステージからパッとスポットライトが当たったKANさんの今日のいでたちはなんと!コックさん。まずは挨拶代わりに代表曲愛は勝つを弾き語りにてご披露いただき、引き続き弾き語りにて名曲「SONGWRITER」。やっぱ巴里でピアノを学んだ人は腕が違うなぁ…って感心しきりっぱなしですよ。太ももを叩きながら客席を煽る姿にニヤニヤしました。次は芸能生活23周年の新作から「よければ一緒に」。単調なメロディを繰り返すだけですから皆さんもご一緒に歌ってください、しばらく経つと急に振りますからね〜〜的なMCを聞いてそんなバカな話あるか!と思いながら「よければ一緒に」。最初はKANさんの歌っている様子を見ながら口ずさむとあら不思議。歌えるじゃないの。ララララララララララーラーハイッ!と急に言われても歌える。これは恐ろしい事です。ここで体がほぐれた後は、Bank Bandもカバーし、さらに昨年はトライセラもカバーした名曲「プロポーズ」を、トライセラの3人と一緒にセッション。ステージに上がったトライセラもコックさん。抜かりないですね〜。そして最後にオープニングアクトの二人を交えて、最新作よりトライセラのドラムスの吉田さんが参加した「青春の風」を披露し、最後はステージにコックさんズが一斉に並んでご挨拶。いやー抜かりないですね〜〜一切の隙を与えさせなかったです。ここまで時間がたつのはあっという間だなぁ…だけどまだあと一組残ってるぞ…どうしたらいいんだ…

時間は既に21時を過ぎていた。だけどバンドはまだあと一組、楽器の入れ替えとか待っている時間がやけに長く感じた。そしてニチョケンが「お待たせしました!」と言った瞬簡に5,000人の観客が一斉に立ち上がった!遂にその瞬間はやってきた。21時15分ごろ遂にMr.Children登場!!!
ステージに現れたのは4人とキーボードのコバタケ氏だけと言うおそらく最少催行人員でした。キーボードのセットもコンピューターが多く揃っているわけでもない。それで1曲目は「名もなき詩」だよー!冒頭から攻めてるよー!おお〜ブルースハープを奏でて「横断歩道を渡る人たち」ですか…これはシブい選曲だなぁ。さらに「Everything(It's you)」はキーボードから始まるアレンジ。これは原曲が体育会系なアレンジなのに対して文化系なアレンジと言ってたアレンジか。サビの♪ステェ〜〜〜〜♪はファルセットを使っちゃうところがたまらん。でもって次は「抱きしめたい」だよー!!どうしよう俺!とかドキドキしながら聞いてました。その次に演奏したのは「ニシエヒガシエ」で、これって打ち込み主体の曲をバンドのみで演奏しているあたりからは、今夜は派手な演出とか打ち込みとかボコーダーといったものを封印して体当たりで勝負しているのかと言う事を感じました。あれだけ派手なドームツアーをやった後だったからこそ望んだライブだったのではないか。あと、『SUPERMARKET FANTASY』と言う傑作は今の勢いを出し切ったアルバムであったわけで、それを出し切った後の全国ツアー終了後はなんか、燃え尽き症候群じゃないのか?って思ってたのですよ。なので、今年に入ってからの一連の謎の行動(コラ)を取った目的というのが見えた気がしました。そういえば桜井さんはギター持ってるわけでハンドマイクで華麗なパフォーマンス(コラ)は一切なかったのだ。とは言いつつもエモーショナルな選曲でした〜ラストはあの「NOT FOUND」と「終わりなき旅」!やっぱり激しいんだけど聴かせるセットリストを持ってきたなぁ。イベントライブとはいえガチで乗り込んできたって言う気合を見せられたライブでした。

アンコール。まずは桜井さんがひとりでステージに。全出演者及びスタッフを代表して挨拶を述べた後、パイロットとスチュワーデスの説明をしてから、チーフパーサーと呼び出します。そして登場したKANさん…じゃなくてチーフパーサーは…チーフパーサーじゃなくて婦人警官。片手にはチョーク。だけどそのKANさんのいでたちが昭和の婦警さんと言うかみどりのおばさんというか安協の人にも見えたんですけど(笑)その名も婦人警官と駐車違反で歌は「弾かな語り」!!!この曲に関して二人で喋ってたんですけど、まず桜井さんが弾き語りの逆で弾かな語りっていうのはどうだろう?と言う言葉だけをKANさんに振って、その後、まずは桜井さんがホースをブンブン振り回したら音が出るんじゃないか?とアイデアを出して、KANさんはケータイが古い形式のものを未だに使っていて着メロを自分でボタンを押して作るものだったのでそれを使おうと言うアイデアもだしたけど結局はアカペラで歌う事になったと言う経緯と、ミュージシャンが女の子に部屋に招かれ歌ってとせがまれたけどそこには楽器がなかった…って言うシチュエーションの歌であると言う話。歌ってるのを聞いていてなんか…シンガーソングライターの悲哀を描いてるなぁなんて思ったよ。
そして最後は出演者全員を呼んで一緒に「Innocent world」を大合唱!そんな中でもKANさんは手持ちのチョークをセット内にあるチョーク立てに立てて…って言う仕草がマジで抜かりないなぁ〜〜(笑)そんな事よりラストセッションでバックがミスチルってなにげに凄いんだけど!で、最後は全員一列に並んでご挨拶をして大団円となりましたが…………終了時間は22時20分ごろでした。ヤバイ、終電まであと15分強だ!と東京駅ホームを猛ダッシュして特急かいじに乗り込み家に帰ったのは深夜1時過ぎてたよ。だけど寝る前にアミノバイタルを飲んだから翌日に疲れは残さなかった。よくやった俺!自分で自分を褒めてあげたいです(コラ)。