立ちはだかる壁

今週過ぎたらもう就職して一ヶ月経つんだけど、会社名義の入った保険証を貰ったり厚生年金の話を聞いてると「やっぱり社会人になったんだ…」ってのを痛感している今日この頃です。昨日だったか朝に専務から「もう仕事は慣れましたか?」って声をかけられました。その優しさが嬉しかったですよ。
私は朝の挨拶も帰りの挨拶もしっかりやっている。1日の最初は「おはようございます」で始まり、帰るときには「お先に失礼します」と言って会社を出るのだが、私は挨拶だけはちゃんとしようと心がけているしいつもそうしているつもりだ。しかし、仕事を引き継いで教えてもらってる人と朝から挨拶をしてるって言う経験が…あんまりないような気がする。今日も朝は最初に顔を合わせて「おはようございます」って言ったらややそっけない態度だった感じがした。そして、帰るときにその人は「お先に失礼しまーす」って挨拶してたので私が「お疲れ様ですー」って返したら『えっ』とか入ってた感じで、『あんたに挨拶してるつもりは無いわよ』的な印象を私は受け止めました。今日の以前にもこれに似たエピソードはいくらでもあって、最初のうちは毎日のように涙してたんだけど、教わってる人以外の他の上司や職場の先輩からは、仕事の話で注意されたりする時はあまり泣いてない。言い方にキツさを感じているのかもしれない。さらに、同じ課の他の人に仕事を教えてる様子と言うのが、なんか私に仕事を教えている時とは違う印象を受けた。まぁ、きっと誰に対しても教える時は同じ態度を取っているつもりなのかもしれないけど。そんな自分はなんか違うなと言う印象も無く話せたのはきっと一回ぐらい、それも帰りに車を停めてる駐車場に向かうまでの数分ぐらいしかなかったと思う。
それで、なんか…2人の間に壁が立ちはだかっているのではないか?ということを家に帰ってから思ったわけですよ。これは単に高卒と大卒の壁じゃなく、既婚者と未婚の壁でもなく、年齢のギャップの壁でもなく、もっと違う、きっと高く分厚い壁だと思う。この壁は越えられるのかどうか、それはさっぱりわからない。私が一方的に「壁があるな…」と感じているだけなんだったらいいんですけど、壁を越えられない限りは退職するまでこんな調子なのかもしれない。でも、彼女から見て私はどう映っているのだろうか。すぐ泣くから扱いにくいのか?それとも、なんかかわいそうだと思っているのか?社会人経験がまるでないので、私なんかきっとガキ同然?いや、既に所帯を持ってるから幼稚園児並み?そう見られても仕方ないとは思う。どうせ今年いっぱいで会社辞めちゃうから?私は入ったばっかりで自分の仕事を覚えてもらって、会社を抜ける穴を埋めてもらうだけ、みたいな?壁が無くならない限りは私なんか仕事さえ覚えれば後はどうでもいいんだな…って。そんな事あるか!?私を誰だと思ってるのよ!?って心の中で2回ぐらい叫んでいました。
…なんか、これ以上言ったら大変な事になりそうだな。