the pillowsトリビュートアルバム「シンクロナイズド・ロッカーズ」

シンクロナイズド・ロッカーズ
ピロウズって、バンド自体はずっと前から知ってるんです。
ミュージック・スクエアのエンディングテーマだった時もあったし、アルバム「RUNNERS HIGH」*1のジャケットの絵を描いたMAYAMAXXを知る事が出来たし、中1の頃、ピロウズがラジオ番組持っててそれを聞いてましたから。だからピロウズ自体はずっと前から知ってるんですけど…………曲を覚えてるのかって言われたらそんなでもないと言う自分に気付いた。ラジオとかで聴いた事はあるんだろうけど、今ここで歌えるかって言ったら覚えてない、そんな感じ。辛うじて記憶にあったのは…1曲目の「RUNNERS HIGH」ぐらいだったかもしれない。「ストレンジカメレオン」ですら「…アレ、どんな歌だったっけ?」って状況でしたので。あんまし知らないから、カバー曲でもすんなりイケたんじゃないかなぁ…まぁいい。でも、原曲も改めて聴いてみたいとも思いましたよ。
それにしても。15年もバンドを続けるってのは大変でしょうね…15年前って言ったら私は小学校1年生でしたから(コラ)。15年の間にはいろんな事が起こったでしょう、バンドを止めたくなったときも何度もあったでしょう。それでも続ける事って意義があるんですよ、きっと。そいじゃあ、1曲ずつ書いていこうか。

1.「RUNNERS HIGH」ストレイテナー
1曲目にこれを持ってきたのは素晴らしい。
「えぇ〜もう終わりっすか!?」って感じで、しかしカッコいいなぁ。2分強ではありますが、シンプルにロックしてて潔くて最高です。スリーピースってシンプルな編成もグゥ。
2.「Funny Bunny」ELLEGARDEN
お初です。…あんまり感想が思いうかばなかったよーヨヨヨ。
3.「巴里の女性マリー」The ピーズwithクハラカズユキ
ピーズ活動再開の時にはるが「ドラムスがしんちゃんじゃなきゃやらない」って言ってしんちゃんがドラムになってピーズ活動再開となったそうですが、ドラムがしんちゃんなので「ドラムはキューでえぇやろ!」でこうなったそうですが…これまた潔いロックを聞かせてると思いました。ピーズはほとんどお初なんですが、こうハッキリしたロックって新鮮に耳に入ってまいりました。全曲の中で最も古い曲(1990年の曲)をカバーしてるってのも、曲をチョイスした時点で何か一枚上手な感じがします。
4.「Vain dog(in rain dog)」noodles
これまたお初です。女の子が歌うピロウズって言うのも良いですね。…ってそれだけかい。
5.「この世の果てまで」YO-KING
ソロになってからのYO-KING氏はロックでやってるって感じですが、これもまたロックだなぁと思った。クレジットを見たらやはりスリーピース。シンプルな編成でもいい曲なわけで、いい曲はシンプルな音でも映えるもんなんだな〜と思いました。
6.「カーニバル」佐藤竹善
SING LIKE TALKINGとかソロ曲とかラジオで聴く機会があったんですが、ギターよりも鍵盤よりでポップミュージックなイメージが強いので、ギターサウンドって言うのは正直意外な感じがしました。それにしてもいい歌声だなぁ…改めてそう感じましたよ。
7.「LITTLE BUSTERS」GOING UNDER GROUND
ゴーイングアンダーグラウンドって言ったらそりゃあもう、胸キュンじゃないですか…胸キュンじゃなく、骨太な印象がありました。
8.「Our love and peace」SALON MUSIC
あぁ、なんかコレはあんまり…
9.「ハイブリッド レインボウ」BUMP OF CHICKEN
バンプをじっくり聴くのはしばらくぶりになります。アコースティックでいて落ち着いた印象があって、ちょっと意外だったなぁ。
10.「ストレンジ カメレオン」Mr.Children
賛否両論あるみたいなんですが、俺的にはー、コレって全然OKじゃ〜ん!って感じです。なんか軽い反応ですが、しかし軽く衝撃的だったんですよ。もう、イントロ1秒でミスチル節全開じゃねーかよ!つーか桜井節全開じゃん!だみ声じゃん!バリバリ叫んでるんじゃん!と言う事で、完全にモノにしてる感じがします。ミスチルの曲って言って通るかも。でも、桜井さんが書くいつもの曲とは違うんですよ。なんだろうなぁ…何か初期衝動があると凄い音楽が生まれると思うんですが、歌声に凄く突き動かされるものがあって。だから軽く衝撃的だったのかもしれない。ミスチルピロウズは古くから交流がある*2ので、互いに互いの事は知り尽くしてるんじゃないかと思うんですよ。モノにするっていうのも、知り尽くしてるからこそなのかもしれません。
11.「Sad Sad Kiddle」YUTA,TOSHI,CHIHO and JIRO'S SESSION(from GLAY JIRO)
ジャズのアプローチが超意外でした。GLAYでのJIRO氏のイメージが染み付いていたからでしょう。しかもJIROさん歌ってないし(!)。だから、GLAYのイメージをかなぐり捨てて聞いたほうがいい、かも。しかし、こう異ジャンルの音楽に落とし込むっていうのも、聴いてて面白いんじゃないかな…

*1:ASIN:B00005F7PW

*2:デビュー当時同じ事務所だったり、リズム隊&山中さわおくん&藤井謙二ィで林英男ってバンド結成してたり