今月買ったCD其の弐-Mr.Children「Sign」

Sign
3曲入りシングルが、もぉ三者三様なんですよ。この振り幅ならまだまだイケるぜ!と思いました。まず「Sign」は、JAPANのインタビューで鹿野が言ってた『シフクノオト』に対してギューっと凝縮したみたいなマルチビタミン、みたいな曲ってその通り、かも。サビはもちろん、特に大サビの最初のフレーズが特にそう感じる。それと、瑞々しい少年性、ですね。イメージ的に…青々と緑がしげってるちょうど春〜初夏のイメージがありますね。そういえば、ワッツインでドラマ特集があって、そこにオレンジデイズのスタッフの人が主題歌になるまでの経緯を話してたんだけど、「どこか少年性がある人にお願いしたい」ってのもあってこの曲に決まったそうで。そのエピソードを思い出して、はぁ〜いやはや参りました、と私も思いました。
カップリング2曲は、「Sign」とは正反対に大人っぽい!2曲がたて続けです。「妄想満月」は「星になれたら」以来の寺岡呼人さんとのコラボ曲。「星になれたら」から12年以上経っているわけで、もうそんなに経つんだね〜と感慨にふけれました。夜に聴くとすずしく感じられ、気持ちいいです。「こんな風にひどく蒸し暑い日」は、最初は「旅人」とかのイメージだったんですが……全然違う。やっぱ人間変わるもんなんですね…と思わずにはいられない曲だった。サビも、everybody clap your hands〜♪じゃなくてエビバデクラップユアハ〜ンズ♪だし。また、歌詞の中にはところどころヒューマニストの部分を垣間見るような気がします。しかし、この曲は例えるなら「18禁ディスコ」!で、間違いありません。イマジネーションが広がりまくりですよ、もぉ。そして、フロアがあがりそうなトラックとは正反対に歌がクールな印象です、シュールです。
シングルのこの3曲を通して「人間って変わるもんだな〜」と感じずにはいられない。まさに三者三様、だけど時が経てば人の気持ちってすっかり変わっちゃうもんなんだな〜と。なんかお腹いっぱいです。