で、なんで選挙に行くの?

私の選挙初体験は2003年の山梨県知事選挙でしたが、それ以来選挙は欠かさず行って投票しております。山梨県知事選挙は統一地方選に先駆けて2月ぐらいに開催されるんですけどね。で、誰に投票すべきか明確に把握してる国政選挙から、誰に投票していいかわかんないような市議会議員選挙でもちゃんと投票に行きます。なんでか?って言ったらだって国民の義務じゃないかってところなんですが、物心ついた頃に近くの投票所に連れて行かれた事もあったんだぜ。投票権を得た20歳を過ぎてからは、選挙初体験が待ち遠しかったものです。

でも、政治なんて誰がやっても一緒じゃないかって思うんですよね。何度も期待して一票投じたとしても何度も裏切られているんですから、自分の存在の小ささに気が付く。でも、その一票を投じるか投じないかで何かが変わってくるという事は確かなのです。
って言うか、投票所に行かなかったらどういう事になるのだろうか?って考えた事ってあまりないんじゃないかな。
もしかしたら、このまま一生選挙に行かないまま過ごしてしまうかもしれない。特に若者の投票率が少ない傾向が強いとは言うんだけど、これは逆に言えば50代以降の投票率が高いって事になる。いくら高齢化社会とは言え、働いて下支えしているのは若い世代なんだよって事に気付けよ俺たち。自分たちの将来よりも、今の自分たちの生活だけで精一杯になっている。だけど、ふと気が付いたら将来は思っていた以上に良くないなんて事もありうるわけで、選挙権を放棄するって事はアレだ、自分たちの将来を自ら放棄しているって事になるんじゃないかって思う。日本はこれから少子高齢化社会になって、その先には人口減少社会が待っています。そうなれば選挙で自分たちの投じる一票の重さが今よりも増していくんじゃないかと考えております。まぁ単純な発想かもしれませんが、歳を重ねていくにつれて感じているのは「やっぱりこの国ヤバいんじゃないか?」といろいろと思うわけです。
特に今回は3.11以降初の大きな国政選挙ですから、そんな意識を持っている人たちは明確な意識を持って選挙に行くわけです。自分の一票は小さな力であっても、何かしら社会を動かす一票になる。それを自分も言い聞かせて選挙に行きたいと思っています。例えば脱原発とか、例えば消費税とか、例えば憲法改正とか、他にもいろいろあるよね、風営法のダンス規制とか、おかしいと思ったことはいろいろあるんですよね…だから選挙に行って一票を投じるんですよね。
でも、やっぱり政治ってどこに投票していいかわからない、って思うんですよね。今回はネット選挙解禁とまではいかなかったけど、毎日新聞のサイトだったりとか日本政治.comで自分の思っている事をアンケート形式で答えたら自分の考えと近い政党はどこか?って言うのを出してくれるサイトである程度自分はどこに投票すればいいのか?の指標を考える事が出来るので、私もこういうマッチングサイトでアンケートをやってみたら何度もやっても同じとある少数野党になったので「もうここしかないのか!」ってところで腹を決めました。

って言うか、若者への投票を呼び掛ける手段って「いかにして若者に投票に来てもらうか」よりも「若者が集まるところへ向かう」方がいいような気がするんだ。ネットでこれだけ選挙に行こうと呼びかけていても、呼びかけている人々を見ていない奴は見ていないわけで、そういう見ていない奴に訴えかける事を考えているのかどうかって言うのは疑問を感じます。例えば、若者が集まる場所と言ったら渋谷だけど、その街の中で一番目につく場所で選挙をアピールする事の方がいいような気がする。例えば渋谷駅の目立つ所にある広告とか、マルキューの柱とか、そういったところで展開する方がいいような気がするんだけどなぁ…自治体によってはやっている街もあるとは思うんだけどねぇ。

なんか、あまりにも支離滅裂なブログになってしまっていますが、選挙に対して思ったことはこんな感じです。明日も何か語ろうと思います。