ゲットしたぞーー!!

[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)

[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)

エルパカで早々に予約をして(Pontaが300ポイント以上付与されました)いたのにフラゲではなく今日届いたのでした。もちろんDVD付きの初回盤でありますが、最初の印象としては「えっ、『かぞえうた』も収録されるの!?」といったところでしょうか。「かぞえうた」はベストの方に入るんじゃないか、って思っていたんだけどベストには入らなかった。でも、アルバムに入ったのを聴いてみて、このアルバムに至るまでのすべての始まりが「かぞえうた」だったからこそ、オリジナルアルバムに入ったんだな…と言うのを感じました。
で、今作に関して言えば、JAPANでは前作「SENSE」とは今作のつながりが、かつての「深海」「BOLERO」との共通点がJAPANに書かれていたのですが…たぶん、この2作の共通点はとしては前作はシングル化されなかった曲が多かったのに次の作品ではシングル曲(タイアップ曲)がてんこ盛り、って言うところが共通してると言えばそうなんだけど。とは言っても「深海」→「BOLERO」の時はこの2作が同時進行で製作されていたのと、しかもアルバム発売からのブランクが9か月しかなかったわけで…その共通点はどうなのかな?って感じがしているんですがね。
アルバムは全11曲中8曲がシングル化されていたりすでにタイアップがついている楽曲なので、やっぱりシングル曲の寄せ集めじゃないの?的な見方もついついしてしまうのですが、そのシングル曲の数々が1枚の作品になると聴こえ方が全然違う。重厚感のある「Hypnosis」に始まり、「エソラ」超えの下馬評高かった「Marshmallow Day」→「End Of The Day」に…って言う流れが気持ち良いです。なんかこう満ち溢れている感じがしている。「過去と未来と交信する男」がダークサイドなんだけどその次に「Happy Song」(めざましテレビの曲)が入っていて暗闇から一気に明るくなる感じがあって、そして最後の「祈り〜涙の軌道」で引き締まって充実感を覚えながらアルバムを聴き終えるとまた聴きたいなぁ…なんて思える。やっぱりアレだ、3.11以降に鳴らされた音楽の数々の中でも一つの集大成を見たというか。