第89回箱根駅伝予選会を振りかぶった

さぁ今年もロードレースの季節がやって来ました。今日はすごいいい天気だったというのもあるのかそれとも予選会から見たいという連中が集まったからなのか、予選会にもかかわらず沿道の観客が押し寄せてました。予選会ってそんなに人が集まらないんだけどなぁ…しかも沿道だけじゃなくて国営昭和記念公園の中にも凄い人が集まってた。
で、今年も東海大学が予選会で落選するという波乱がありました…って言うか東海大は大エース村澤が欠場でそれが影響したのかどうかって言うところなのですが、40年連続出場の記録が止まってしまうって言うのは相当悔しいよな。という事で昨年の日記に引き続き今年もチーム別の成績を割り出してみました。箱根駅伝公式サイトにアップされていた公式成績&個人成績を印刷して、そこからExcelにて総合成績とインカレ換算ポイントを計算して、さらにレースタイム÷10で個人平均タイムをはじき出してみました。学校名太字は本選出場校です。

学校名 総合タイム インカレポイント レースタイム 個人平均タイム
日体大 10:04:47 - 10:04:47 1:00:29
帝京大 10:08:05 - 10:08:05 1:00:49
中央学院大 10:09:54 - 10:09:54 1:00:59
大東大 10:10:13 - 10:10:13 1:01:01
上武大 10:10:42 - 10:10:42 1:01:04
神大 10:11:27 - 10:11:27 1:01:09
日大 10:08:55 3′55″ 10:12:50 1:01:17
法政大 10:10:37 3′00″ 10:13:37 1:01:22
東京農大 10:10:41 2′05″ 10:12:46 1:01:17
拓殖大 10:14:23 1′05″ 10:15:28 1:01:33
専修大 10:16:34 0′20″ 10:16:54 1:01:41
東海大 10:16:38 3′35″ 10:20:13 1:02:01
国士舘大 10:17:36 3′00″ 10:20:36 1:02:04

箱根駅伝予選会は自衛隊立川駐屯地の滑走路→立川市内→国営昭和記念公園までの20kmのコースで各チームから10人が走った合計でタイムを競うわけですが、上位6校+関東インカレでの結果から換算したポイントが付与された3校が本選出場になります。
1位の日体大〜6位の神大までがインカレポイント換算なしで本選に進出して、以下の日大・法政・東京農大がインカレポイントプラスで本選出場を決めました。個人成績で1位だったのは日大のベンジャミン君(ケニアからの留学生)が57分台って言うぶっちぎりの成績だったのですが、エースがぶっちぎっていても他の選手がついて行かないと総合成績に響いてしまう、という側面もあります。それにしても日体大凄いな。個人最高位は5位だったのに、走った10人が全員上位60位以内に入った好成績。総合タイム・個人平均タイムもほぼぶっちぎってました。天候も良かったって言うのもあるけど、でも立川の街中に出てきたころにはユニフォームが汗びっしょりなんて選手も多かったからね。去年は雨の予選会だったんだけれども、天候を見誤ってしまって成績が振るわないというパターンもあったりして、ロードレースのむずかしさって言うのが出てるんですよね…
でも、今年は予選会の成績ではインカレポイントの有無はほぼ関わらずの成績だったかなぁ…でも、強いて言うならば日大か。日大はベンジャミン君の貯金を活かして他の選手の穴埋めをしたと言った感じもあるし、それにインカレポイントも4分近くあったのでそこに救われたってところもあるけど。でも確実に弱くなってるのかなぁ…なんてな。それにしても東海大ですよ。まさかこうなるとは誰も思ってなかったかもしれない。東海大はエースの村澤君(前々回の2区で17人抜き)が故障の影響で欠場していた中、もう一人のエース早川君も成績が伸びず散ってしまいました。って言うか村澤君が欠場と言う時点で予選落ちも覚悟していたんじゃないかなぁ…しかも村澤君は今度の全日本大学駅伝も欠場の方向性らしいので、4年生なのでこれはもう切ないとしか言い表せない状況だなぁ…でもって、学連選抜に起用されるかどうか?と言ったら予選会出場者でないと学連選抜には入れないみたいなので、どっちにしろ残念としか言い様がないというか…