ロンドンドドンドン♪

いよいよロンドンオリンピックが開幕しましたね…開会式は日本時間で朝4:00からだったのでそんな時間帯から見れるわけがない…と思っていて録画したんですよ。だけど40分ぐらい押してHDDがどうなるかと思ったのですが、全部録画出来てよかった。という事で恒例の開会式の所感を箇条書きで。

  • 開会式の演出はダニー・ボイル。代表作は「スラムドッグ$ミリオネア」なんかよりも「トレインスポッティング」だろう!?
  • スタジアム内に古き良きイギリスの田園風景が広がっていました。のどかな農村、ラグビーとかクリケットとかサッカーとか、スポーツを楽しむ人々…そして、子供たちがメイポールダンス踊ってるのを見て胸がきゅんきゅんしました。
  • で、スタジアム前方に大きな丘があって丘の上に木があって、その下のモッシュピット的な場所ではいろんな旗が振られている光景はグラストンベリーのようでならない。
  • オープニングを告げる鐘を鳴らしたのはイギリス勢初のツール・ド・フランス優勝の選手。マイヨジョーヌ風だったな。まるでEURO2004の時のギリシャみたいだなぁ(自国でのオリンピック直前に優勝)
  • いろんな映像を交えてるんですね。ウエールズの海をバックにした歌が美しかった。
  • でものどかな田園風景が産業革命で一転→鉄で出来た五輪が宙に舞う!っていう演出に迫力。
  • 最初のハイライトは007が女王陛下をバッキンガム宮殿から迎えに行くって言う映像だったなぁ…コーギーかわゆす…
  • チャーチル銅像が手を振るとか。
  • そして、スタジアム上空にヘリが到着して女王がダイビーング!!と思ったらVIP席横から女王陛下登場って凄いな!
  • たぶん、Mr.ビーンのオーケストラコント&「炎のランナー」パロディがイギリス人にバカ受けしたしたんじゃないかと思われる。指揮者のサイモン・ラトルベルリンフィル)より目立つ、あのアホ面。
  • さらにはピーターパンとかハリーポッターの敵役が登場したあたりは、ハリポタ&ロック好きのNHKの実況の武田アナにとってはウハウハだったのではなかろうか。「ハリーポッターのヴォルデモート卿です!!」
  • やっぱりイギリスを語るにはビートルズを登場させるのは必須ですよね…巨大なイエローサブマリンとか、パンクロックとかクイーンとか…
  • 1時間以上経過してやっと選手入場。選手入場時のBGMにはChemical Brothers「Galvanize」他UnderworldとかAdeleとか英国を代表する音楽がガンガン流れておりました。U2もかかってなかった?
  • 日本の式典用ユニフォーム(高島屋謹製)は良かったです。派手すぎずダサすぎず、あの色合いが一番ベストなんですよね。
  • イタリアとフランスのユニフォームが毎回注目されてるけど、今回の俺ベストドレッサーフィンランド。黄色と水色の大柄なボーダーがかわいいのなんのって。
  • 入場行進時にはデジカメよりもスマホiPadをもってる選手の方が多かった。おそらく「開会式なう」とつぶやいていた選手がいたんじゃなかろうか…ソーシャルネットワーク五輪。
  • 出るぞ出るぞと言われていたベッカム聖火ランナーではなかった…
  • すっげぇー開会式にArctic Monkeysが出てるよー!フジロックじゃなくて開会式に出てるー
  • そして最後の最後にポール・マッカートニーが出た!けどスタジアムだから音響悪いなぁ…(´・ω・)
  • 開会式で「Hey Jude」を披露するって事は、閉会式は軽くロックフェスになるんじゃなかろうか。

開会式は全体的に派手すぎずいかにもイギリス的な感じで良かったんじゃないかと思います。ワイヤーアクションや曲芸といったものも少なくて、そして聖火の最終ランナーは10代の選手達だったあたりは、過去の栄光と未来への希望を感じました。だけど一番凄いと思ったところは、スタンドの客席にLED照明が仕込まれていて、それらが一斉に光を放つとスタンド自体が巨大なスクリーンになるという演出でございました。あの技術は今後どこかのライブで使用されるんじゃないかと。