『相棒Season10』最終回見ました

相棒はほぼ毎シーズン見てるのに、なんで日記には取り上げなかったんだろう…いや、毎週ハイクで実況に参加してるからなのか。

だけどなぁ、今シーズンは特に暗かった。どうしようもない、なんだこのやるせない終わり方…って言うのが多かった印象があります。相棒も10シーズン目だったということでいろいろな見せ場があったんだとは思うんですが、しかし行き場のない感情がくぐもったまま終わるストーリーがほぼ毎回だった印象があって。さらには神戸君が特命係を卒業。その特命係を離れる形もとてもやるせない終わり方だったと思いました。相棒には「『正義』とは何か」、と言う根底的なテーマがあるんじゃないかと言う感じがしていて、右京さんはその正義のもとに信念を曲げず貫き通した結果から特命係と言う閑職(人材の墓場なんて言われてるしなぁ)にいるんだけど、でもその信念を今回は神戸くんは曲げさせてしまった。それに対して神戸くんは特命係を離れたいという決心をつけたんじゃないか…って思ったんだけど、実はシーズン10の第一話から繋がっていた話だったというのがまた凄いというか。何を言ってるのかさっぱりわからんが。

それにしてもなぁ、前任の薫ちゃんが警察をやめる時はどっちかと言うと清々しくてスッキリした終わり方だったんだけど、それとはまた違う離れ方だった。まぁ、薫ちゃんと神戸くんを比べるなんて事はしちゃいけないんだけどさ、どうしてもね…ただ、シーズン11があるとしたら右京さんが相当苦難を強いられる場面が出てきちゃうんじゃないかと思う。だって神戸くんが異動するといってもまた閑職だし。いやーマジでほんとやるせない終わり方だったなぁ。しかも最終回終了直後に次のドラマの予告からドーンと報ステまで行っちゃうんだもん。余韻を一切与えないサディスティックな感じでした。