読了

d design travel YAMANASHI

d design travel YAMANASHI

ちょっと前にテレビでやっていたわけですよ。ナガオカケンメイが山梨をデザインするのか…と思って興味津々でございましたので読んでいたらもう、今まで何の変哲もないものだと思っていたアイテムが何かフィルターを通して洗練されて見えたっていうか。山梨ってこう、クリエイティビティを感じさせるデザインが少ないっていう印象があって、それって当たり前のように毎日見聞きをしているものだからあって当たり前みたいなものが結構多い。それらを新たなフィルターで見ることができてものすごく新鮮でした。一番印象的だったのはシャトレーゼだったなぁ…シャトレーゼも昔からあって、しかも昔はあんまり美味しくないというイメージだったからここ数年で他県に進出しているというのも驚きだったんだけど、味も美味しくなっているのに驚きを隠せない。
で、本の中に取り上げられている観光地はさすがに取材を重ねたって感じがしている。ただ人気があるから、よさそうだから取り上げられてるっていうことは一切ないところがいい。そのスポットを作った人の意識を明確に捉えたうえで紹介されているところがあるなぁ。今回の取材で取り上げられているスポットがあるエリアは清里勝沼が多いんだけど、あぁやっぱり清里は凄いよなぁ…って思いましたよ。キープ協会清春芸術村・萌木の村…うわぁぁぁ全部俺のツボすぎる。今は寒いから夏になったら行きたいなぁ…初夏が一番いい季節なんだよなぁ…なんて。
さらに、山梨を代表する音楽の一つとしてTHE BOOM「中央線」を取り上げたあたりもさすが、と思いました。