グッチとジョジョ立ちとガガとミナ・ペルホネンと伊勢丹とパアァァァーツ

SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]

SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]

SPUR買ったのは久しぶりなんですが、表紙のジョジョ立ちをついったーで目撃しちゃったもんで欲しくなったわけです。ミナ・ペルホネンの扇子もかわいいんだけど、伊勢丹のこの秋の特集も載ってるんだけど、それよりもやっぱり表紙のジョジョ立ちですよ。そして、別冊のオールカラー書き下ろし「岸辺露伴 グッチヘ行く」が付録についているので読んだんだけど、表紙も凄いが中に掲載されている絵が凄い凄すぎる。岸辺露伴の着てる服も当然ではあるが、通訳の女の人の衣装が毎ページ違うってどういうことだ、と。で、この別冊の中に出てくる衣装は全てグッチの今年秋冬のコレクションだったりするのだが。だけどなんなんだろう、ファッション雑誌(しかもモード系)と漫画の異色コラボ。いや、集英社だからアリなんですよね。ただし女性誌だしジョジョを知らない読者も多いだろうという配慮からヘヴンズ・ドアーは出してないそうですが。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

岸辺露伴 ルーヴルへ行く (愛蔵版コミックス)

それにしても、他に載っているフォトを見ていると、「このページのモデルの立ち方ってジョジョ立ちだよなぁ」って思わざるを得ないショットが数多存在する事に驚くのである。ジョジョ立ちにはイタリアのルネサンス彫刻からの影響を受けているというのを以前聞いたことがあるんだけど、ルネサンスってのはバロック時代よりもはるかに以前のギリシャ彫刻からも影響を受けた芸術なので、肉体美とジョジョ立ちと言うのは共通に捉えてもいいんじゃないかと思ったりもする。
それで、誌面には荒木先生のインタビューも載ってるんだけど、近影のポートレートがえぇ〜っ50歳で何この若さっていう軽い衝撃を覚えますね。やっぱりアレか、波紋を使ってるのか。いや、イタリア好きだからなのかッ!あと、9月17日にリニューアルオープンされるグッチ新宿店でこの原画展をやるそうです。原画は相当大きいそうで、見ないなんて無駄無駄無駄無駄無駄ーーーーッ!…って事にはならないか。