テレビの良心って何なんだ

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011081190222105.html
いやー酷いテロップだったなぁ…ついったーで見たんだけどさ、悪乗りにも程があるというか。かつて東海テレビでは大雨による列車運行状況の字幕に「なんたらかんたら」と入れていたのが出ていたと言うのがあったそうですが*1、それがなんだかちゃっちい事故に見えてくるぐらい酷かった。
それで、不適切テロップの一件の後、JA方面が相次いで東海地区でのCM放送を取りやめて、スポンサー降板も相次ぐわけで打ち切りは当然だろうと思っていました。岩手県が正式に抗議を出したのがすぐだったのでこの対応はさすがだと思った。だけど、検証番組を作ると言っても、テロップを作った側に明確な悪意があったのかどうかってわからないんじゃないかと。いくら被災地の足しになるとは言ってもそれが一瞬にして崩壊してしまうわけで…いろいろ考えてみると、テレビに良心というものは無くなってしまったのかと感じてしまいます。それと、テレビを見ている側(視聴者)と作っている側の温度差はやっぱり違うんだな…というのを考えざるを得ない。それが、3.11以降や地デジ以降のテレビに対する不信感に繋がっているんだなぁ、なんて思いました。この件に関してはいろいろ思う事もままあるので後でじっくり書きたい…っていつ書くかわからんがな。