そうか、もう君はいないのか。

エイミー・ワインハウス死去……J・ジョプリン、ジミ・ヘンらと同じ“魔の27歳”で | RBB TODAY
まさか死ぬとは思いませんでした。先日、ヨーロッパツアーを回るためにリハビリ施設に入ったけど結局は無理だったようで、ツアー初日に泥酔して醜態を見せて結局ツアーが全部キャンセルになったと言うことでしたが。よりによってあの若さで、まだアルバムを2枚しか出してなかったと言うのに。10代半ばからアル中ヤク中で、デビューしてからもなおお縄を頂戴する事態を度々起こしていて、しかも旦那もムショにいたりとか(だけど離婚したんですね)、挙句グラミー賞では5冠を制するも逮捕歴があってビザが下りずアメリカには行けなかったわけでロンドンからの中継での出演だったと言う、凄まじくお騒がせなシンガーではあった。だけど、そのキャリアに裏打ちされたような歌唱力だったりそのたたずまいだったり。いや、あのドスの利いた歌声は酒焼けだったからなのでしょうか。まぁ、ステージでウォッカを一気飲みしてたとか、そんな逸話も数知れないもんなぁ…

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=avRS6D9jQgWc
死因はどうやらドラッグのオーバードーズのようです。27歳でドラッグで急逝と言ったらジミ・ヘンドリクスジャニス・ジョップリン、ジム・モリソン、さらにはブライアン・ジョーンズもドラッグだった。カート・コバーンは猟銃自殺だったけどやっぱり27歳で絶命。これはもはや偶然ではないなぁ、と感じてしまう。日本では、尾崎豊が泥酔して雨の降る路上の上に倒れて絶命したのは26歳だった…20代でヒット曲に恵まれる一方で様々な葛藤に出会い、思い悩み、苦しみ、その結果ドラッグやアルコールに溺れてしまい命果ててしまう。これはロックスターの宿命なのかもしれない。頂点に立ったものにしかわからない苦しみの果てに逝ってしまい、やがてその存在は伝説となる。彼女はその伝説となってしまったのか。R.I.P.