統一地方選は続く

4月10日に第一弾として東京都知事選をはじめとした県議選・政令都市の市長選などなどが行われていましたが、今度は4月24日投開票のほかの首長選やら議会選挙が行われるんですね。山梨だと4月10日には県議選だったんだけど、県議選よりも24日の後半戦の方が重要だと思っています。
いや、県議選も市長選もそうだけどさ、やっぱり平成の大合併前の旧町村の縄張り争い的な要素がありありなんですよね…都会ではどうなのかわからないですが、地方に行くと候補者の名前は書いていないけどその候補者陣営ののぼりが民家やら畑やらに大量に立っています。で、その候補者陣営ののぼりがどこにあるか、と言う事でその候補者の出身地(合併前の町村)を把握できる感じ。これは国会議員の選挙では目の当たりにしない光景ですよ。さらには、市町村の中でも派閥争いと言ったものがあって、どの派閥の人が当選するかによってその派閥に入っている業者(土建とか)への仕事が増えるとかって言う話もあるくらい。あーでも、こういうのって山梨ならではの光景なのかなぁ…なんてことも考える。山梨の選挙戦は甲州選挙と呼ばれて毎回混沌たる裏での血縁やら無尽やらといった人脈が絡んでいて候補者への中傷飛び交うと言うかなり嫌らしい選挙戦が展開されているのです。選挙のたびに公職選挙法とか収賄とかで逮捕者が必ず出るんです。なので、やっぱり今度の選挙もこんなドロドロした選挙戦が展開されるんじゃないかなぁ…と思う。