出演者みんな悪く見える

普段連続ドラマを滅多に見ないのに、今期はなんだかちょこちょこっと見たり全部見たりしているドラマがあるんですよ。でも、今日見ていたのは松本清張の「わるいやつら」です。第一回目から見てる。
って言うか松本清張ものは、「砂の器」とかここ何年か結構見ているんです。母ちゃんも何度か本を読んだ事があるそうですが、ミステリーだけど深いし難しい、と言ってました。でも、今回のこのドラマが凄いのは米倉涼子が看護士の役をやってるにもかかわらず、看護師という言葉から連想できる白衣の天使、って言うイメージじゃない!むしろ悪魔じゃないか!?という所です。「黒革の手帳」は見てたけど「けものみち」は見てなかったのですが、それにしても米倉は悪女が似合いすぎて怖い。眼力が恐いっつーか、悪女が似合いすぎて他の役があまり合ってない印象があるような。それと、米倉を含め関わった女を次から次へと落としていく病院の院長役の上川隆也が凄すぎる。そういえばこの人去年まで「功名が辻」に出てたんでしょ?いい人の役どころが多かったのに、それが一転してわるい医者ってそのギャップが怖い。まぁ、「わるいやつら」なだけに看護士も医者も弁護士も愛人も料亭の女将も、みーんな悪役に見えるドラマ…だから、今日なんかもう、見ていて怖くなってきたよ。どうなるんだマジで。