箱根駅伝の往路だったね

昨日の日記で展望を考えたのですが、半分当たって半分外れました。
それにしてもだ、やっぱり今井正人が凄かった。マジで凄かった。とにかく凄すぎた。凄いと言うしかないぐらい凄かった。マジハンパねぇ。
たすきを受け取った時点ではトップと4分以上差があったのが→瞬く間に差を縮めて山の中でトップに立ち→そして順天堂大は往路優勝、もちろん区間賞→さらに自身が打ち立てた区間新を超える区間新記録を達成…ってやっぱ凄すぎる。まさに神がかり、じゃなくて神降臨。最初、実況で同じ5区を走った日体大の北村が今井の事を「5区には神がいる」と話していたのを聞いて、そんな大げさな〜なんて思っていたらやっぱり山の神でした。とにかく走りが違う。小田原から箱根湯本過ぎあたりまでは別に気にはならなかったのですが、登りが険しくなるにつれて、やっぱり違う!って事に気付きました。東海大に追いつくまであっという間だったもんなぁ!また新たなる箱根駅伝の伝説ランナー誕生の瞬間でした。末代まで語り継がれそう。

で、以下気になったポイントごとに整理してみようか。

東海大学は今年の主役になれるのか!?

特に1区は、ここ数年の箱根駅伝の傾向とは違った展開になった、って感じもなくはなかったです。朝は苦手なのでほぼ毎年、7時のスタートから見れていないのですが。でもね、朝ラジオをつけた瞬間から、「東海大佐藤悠基がぶっちぎってます!」って実況を聞いて、耳を疑いました。マジで。ここ数年はずっと最後の最後まで全チームがけん制しあうダンゴ状態のレースだったので、ド頭でぶっちぎる作戦ってこれは新しい!と思いました。そして2区にもエースの伊達さんを起用、1・2区にエースを置く先行逃げ切り形で5区までは2位に4分以上も差をつけていたのですから、これは凄いです。悪くない、悪くない。まだ復路がある。

モグスの失速で改めて気がついた、山梨学院大の弱点?

うーん、モグスの失速は痛い。痛すぎる。モグスが作った貯金をどこまで生かせるかがポイントなのにそのモグスが失速するって言うのは、長年培ってきた留学生ランナーを起用してなんたら、という作戦に潜む脆さがあらわになったなぁ、と痛感しました。前半はぶっ飛ばしてて「やっぱりモグスは違うわ〜」と思っていましたが、日本人に抜かれるなんて初めて見たよ。そして走り終えたらモグスさん悔し泣きしてたもんなぁ。2区がトラウマにならなければいいのだけど。
って言うか、権太坂の後にもアップダウンが続く事に気がつきました。最大の敗因は…アップダウンに耐えうるスタミナが足らなかったのか、それとも序盤から飛ばしすぎてペース配分を間違えた、まぁどっちも敗因なのか。でも、5区の主将が最後で頑張った!主将の頑張りを明日にも繋げて行って欲しい…という、一筋の希望が見えたような見えてないような。

3区もなかなか侮れない、かもしれません

3区で気になったのは中央大学上野裕一郎です。3区で10人抜きは凄い記録かもしれません。走ったランナーの中では一番派手だったかもしれない、明るい茶髪と派手なグラサンは目立ちすぎです。でもね、花の2区の後の3区って横浜から海に向かうけど地味なイメージが否めませんでしたが、ここも侮れない区間に見えてきました。でも、中大はなかなか後が続かなかったね…

そういえば、関東学連選抜に選ばれた梨大の人って走ったのかなぁ?…と思ったら8区で走る予定か。