どんなにきれいごとを並べられても

「一週間ぐらいじゃまだまだ仕事なんてわかんないよ」
「まっさらな状態からいきなり働くんですから…大変ですよそれは…」
「ハイハイ言って聞き流してりゃ大丈夫なもんだよー」
「ふふちゃんより辛い思いをしてる人なんてもっといるんだよ」
「嫌な上司がいるより全然マシじゃん」
「慣れれば大丈夫だよ」
「私も新入社員だった頃はキツイなーって思ってたよ」
………どんなに励ましの言葉を並べられても、どんなにきれいごとを並べられても、前向きになんてなれない。社会人としての理想よりもこの突きつけられた現実に対して嘆き悲しむ事しか出来ない。仕事を覚えるのも言葉遣いを覚えるのも、何か出来なくて上司に注意されるのも、何もかもが苦痛に思えて仕方がない。ひきこもり続けてたほうがまだ楽だと感じられてならない。注意された経験がないから?誰かに気を遣うような機会が少なかったから?会社に行ってて泣いてない日なんてたぶん2日間ぐらいしかないと思う。それでも月曜日から金曜日まで朝から夕方まで仕事をしている。先週はじめて一週間フルで勤めたんだけど、だけど1日が長く感じられるような、あっという間なような…よくわかんないや。きっと会社バレはされてるんだろうけど、それは知ってても敢えて本音を吐露し続けてるんだよ。それだけ精神状態が良くないって事もいえるんだ。
そんな精神状況で母に「いっそのこと病気になってしまいたいよ」って言ったら「ママがかかった病気はホントに辛い病気だったんだよ…」って言われるし、なんかもう何をやっても楽しくないというか楽しめないから、もう既に病気かもしれないね。そんな感じで、どん底まで落ちたまんま這い上がれないでいっそのこと楽になってしまいたい、だけどここで逃げたらいけない…って考えが堂々巡りしちゃって、なんかもう日曜の夕方は憂鬱になってしまった。出社拒否って言うのかしら、こういうの。
なんかこう、勤めている毎日、「会社辞めたい」って思ってる自分がいる。今やっている仕事は自分には向いてないとハッキリ思っている自分がいる。普通科の高校を出て、大卒でいる自分に憂き目を感じてる自分がいる。まだ制服のスカートも貰ってないのに、辞めたいなんて思ってるのね。なんかこう、ネットでも誰かに励まされたいって思ってるんだけどね。でも、誰も励ましてくれないんだよ…