友達が出来ない理由

誰かと知り合って友達になれたとしても、自分から壁を作ってここまで生きてきた、のかもしれない。「私のことなんか誰もわかってもらえないし、気付いてくれないだろうし、それに趣味も違うし、私自身、誰も信用できないし」って。友達がいなくても生きていける、なんて思っていたが、やはり人間は1人じゃ生きられない。そんな事はわかってるんですよ。わかってるんだけど…私は友達が出来ない。作りたくて作っても、どう振舞えばいいのかわからない。図々しいって思われて嫌われて、自分から距離を作ってしまって、ケータイにメール送っても相手にされない時もあるし、時にはチェーンメールとか送られたら「きっと私友達じゃないんだな」って諦めモードになる。それで、だんだん離れていってしまう。休みの日に一緒に遊びに行く?そんな経験あるわけ無いに決まってる。自分から壁を作って、中学校の時は特に引きこもり気味になって、学校に行く以外はほとんど部屋に閉じこもったままって日々が多かったもん。その日々を今も引きずってるのか、って思うと何かトラウマを抱えてここまで生きてきたんじゃないか…って思った。小学校を卒業したのと同時に引っ越して違う町の中学校に転校する形で中学校に入って、中学生の頃は最悪だった…生きた心地がしなかった、かもしれない。だから中・高って同じ学校だった人ならいるんだけど、小・中・高同じ学校だった人なんて私は1人もいないんだ。小学校から同じ学校の人がいたら、友達がいるとかいないとか、そんな状況は結構変わっていたのかもしれない。
結婚式に何人か呼べる友達がいたらいいのに、週末に買い物に一緒に行ける友達がいたらいいのに、バイト先か就職先で友達が出来たらいいのに…友達友達と言われて、もう私は何も返事が出来なかった。言葉をしゃべろうと思っても出てこない。ここで思いを吐き出せるだけ吐き出しても何にもならないと思うんだけど、それでも私は友達を作ろうと思ってる?作るものじゃないんだ、出会いがなければ…ミスチルが好きで、音楽が好きで、夏フェスに行きたくてもなかなか行けなくて、部活とかサークルとか入ってて、そんな事もなくて「なんかウマが合うっつーか」とか………そんな条件を完璧に満たしてる人としか友達になれない、って思ったら一生私は一人ぼっちなんだろうな、誰とでも話せる人間になりたい。私は他人が私に対してどう思っているのか?って言うのを気にするんです。だから、「私のこと、いいイメージ持ってないのかな…」って思ったら、きっと私は自分から避けていくんじゃないかと思う。そんなんだから友達が出来ないんだ、そんなんだから私は…………ってエンドレスに続いていきそう。心から親友って呼べるはずの友達は今何をしているのだろうか。
おしゃべり好きな実家に育って友達も多かった生活から、親族がみんな口下手で無口な家に嫁いで、淋しい淋しいを連呼する母の気持ちがわからない。