DREAMS COME TRUE『DIAMOND15』

DIAMOND15
デビュー15周年イヤーの最後を飾るアルバム。15年もやってるわけですから、もう15年分のスキルをこれでもかこれでもかこれでもか〜と言わんばかりに詰め込んだ感じです。初回盤のDVDもあわせて、もうお腹いっぱい〜。まず、1曲目のイントロから2曲目の「朝日の洗礼」に流れ込むのが一番インパクトあり、このアルバムの全てを物語っているような。「決戦は金曜日」のアンサーソングと言う事もあって、なんかもうドリカム王道の勢いありまくりなサウンド&ボーカル。作曲クレジットの「もちろん中村正人」って見て思わずふき出してしまったわけです。過去の作品で言ったら『The Swinging Star』あたりか。でも2004年の新しさもありつつ。目力(メヂカラ)なんてフレーズもなんとも今どきだなぁ〜と思ったり。今年出たシングルは全て入ってるし、シングルも要注目なんですがシングルと同様にアルバムの収録曲も一つ一つ、いろいろな光を放ってる感じがします。個人的にはアルバムの中の曲で言えば注目なのはM-4「どうぞよろしく」とM-13「高く上がれ!」かな。M-4って何か、結婚とかプロポーズというより、結婚後の新婚生活まで想起させるんですがそこらへんはあまり深く考えないようにしておこう。M-13は「あの夏の花火」とか「眼鏡越しの空」以来の夏向きソングですよね…と思っていたらどしゃ降りの雨と言った歌詞が出てくるのでそういう曲だったか〜と思ったりしたわけです。