勝手にSTANDARD VOL.4-Spiral Life「GARDEN」

FLOURISH
誰がどのぐらい楽しみにしてるのかしりませんが、お待たせ★今週もやるのよ★
中学生でロック初体験ぐらいの時に聴いたのがスパイラルライフでありまして。私がスパイラルを知ったのは95年の夏頃でした。その知ったきっかけって言うのが…パチパチのインタビューがかなり面白かったって……ただそれだけなんだけど。パチパチのインタビューって思い出話満載で記事じゃ呼び名は車谷先輩及び石田先輩でしたから。自分が好きになりだしてしばらくしたら解散しちゃったので。厳密には解散とは言わず活動休止なんだけど、AIRデビュー直後のJAPANでのインタビューで「3月の横浜アリーナでスパイラルは解散した」って言ってたのでやっぱそうなんだよな…と。でもアルバムは解散直前に出た『FOGGS2』*1と、解散後に出たベスト『GREATEST HITS』しか持ってない。好きな曲はその二枚からなんですが、「FATHER ALONG」か「GAME OVER」か「Maybe True」か「GARDEN」かで、かなり迷いましたが、個人的に一番インパクトを持って聴いた曲をチョイスします。
「GARDEN」って曲自体は95年の曲で、翌年の横浜アリーナ公演がラストライブになったので末期の曲です。歌詞は全部英語でありまして、グランジの要素が満載って言うかモログランジです。英語詞の日本語訳は知りません、って言うかこの曲については歌詞は豪快なサウンドに添え物ってノリで英語歌詞の曲は聞いてるので。爆裂ギターと強烈なドラムと…って感じであります。しかし、メロディはどこかポップな要素も強い。そしてこの曲って確か車谷先生の曲なんですが、これと翌年の解散直前に出た「Why Don't You Come With Me?」含むゴリゴリのグランジって初期AIRに通じるものがありますね。
改めて感じるのはスパイラルってやっぱ、車谷先生と石田ショーキチ(本名:石田小吉)先生のケミストリーだな、と。車谷先生はAIRサウンドよろしくいろんな音楽をやってるし、石田先生はかなりのビートルズ好きですがやっぱりロックと釣りを愛する、そんな感じ。音楽性ってかなりばらばらっぽいけど。FATHER ALONGあたりの初期はビートルズとか渋谷系とかそんな雰囲気でしたから、それが末期になると二人それぞれの作る楽曲が全然違うテイストでした。だから、ベスト聞くと初期と末期じゃかなり違います。解散後のそれぞれの活躍には興味はあるけど、今はそれぞれどっち派?って聞かれるとどっちでもない、そんなに好きとは思わないですね。

*1:Freaks Of GoGo Spectators 2の略。2って事は1もある。