3月に買ったCD

CKBB-Oldies but Goodies(初回限定盤)/クレイジーケンバンド
CKBB - Oldies but Goodies (初回限定盤)
初回盤は全21曲入のCD+ボーナストラック&プロモ収録のボーナスCD+デジパック仕様で、これでもかっつーぐらいの大ボリューム。そう言えばオリジナルアルバムも20曲はザラだもんなぁ〜なんて思ったり。やはり真っ昼間なんかより夜に聴くほうがしっくりくる。卓越したバンドサウンズ+剣さんのコブシ入った歌声が余計そうさせる。「肉体関係Part2」ライムスター客演でごっついライムが入っても歌謡曲ワールド全開。そしてタモリ倶楽部の夜の擬音語・擬態語を思い起こさせます。

Chronology-a young person's guide to Grapevine / GRAPEVINE
Chronology a young persons’ guide to Grapevine
ただのシングルコレクションとは言っても、HDCDと言う高音質仕様になっているので、ぶっちゃけ音がマジで良くなってます。これを全部録音したMDをウォークマンで聴いたら音がでかくてぶっ飛んでしまいました。カップリング集も既に出ていたんだけど、それはそんなに興味無かったんだな…でも、シングルコレクションは買いましたわけで。現在のバインから過去を振り返る、そんな曲順で気付いたのは田中さんの歌声が若くなってる!…ってこれは当たり前か。私は「Reverb」「スロウ」「白日」あたりが好きだという事に改めて気付く事が出来た。

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 / 宇多田ヒカル
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1
ただのシングルコレクションとは言っても、レコード会社の決算対策だろって意見も無きにしも非ず。HMVとかAmazonのレビューを見ているとやっぱりファンは受け付けないだろうけど。*1でも全米進出への区切りという意味も含め、歓迎してる人もいたりする。だから賛否両論あるのが事実だった。ちょっと意外だったなぁ…シングルだけじゃなくアルバムも売れてますから、やっつけ仕事って印象も否めない。*2それでもやっぱり売れるんだろうな…と感じてしまった。
でも、バッチリ買っちゃった★これは、思春期の記録だ。デビューしたのは98年の12月、日本の学校で言うと(?)高校1年生→高校を卒業して→成人式を過ぎて……って感じだ。プラス結婚っていうトピックスもあるわな。激動の思春期を過ごしたことになるんだろうな。そして、歌詞を見るとデビュー時はNY生まれだし、最先端のR&Bと意識されがちだったのが、後半になるに連れて、その枠を超えてポップになっている。ポップと言っても軽くない。崇高でいて深く、それでいて幅広い。そんな深いポップを鳴らすことが出来るミュージシャンってホントに少ないし難しい。
あと、歌詞!最初のうちはやっぱり帰国子女な匂いムンムンで、歌詞の中における英語の比率が高いのが、「光」あたりから歌詞の中の日本語の比率があがってて、「COLORS」はもう全部日本語なんだもんな〜。新曲のタイトルは「誰かの願いが叶うころ」だし。全米デビューする時の音源は全部英語で、これを日本語化して…ってのはあるのだろうか?って感じなんだけど。

*1:CDは持ってるし新曲への興味の方が強いんじゃないかな

*2:レコード会社のやっつけ仕事ってイメージで捉えていただければ